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SolarDermatitis

【なると地獄】重度の日光性皮膚炎になった話

2026-05-02

件名の病に罹患し、全身の皮膚が大変な状態で4週間ほど外出はもちろん室内生活すら困難な状態でした。

経験した辛さを何かに昇華したいので、体験記として残します。

グロテスクな表現が多いので、苦手な方はご注意ください。


どんな症状なの?

皮膚が急に裂け、滲出液がとめどなく流れ、動くだけでも激痛が走る状態でした。精神的にも追い詰められ、非常に辛い時期でした。

日光性皮膚炎ってどんな病気?

日光性皮膚炎(にっこうせいひふえん)は、紫外線(主に太陽光線)によって引き起こされる皮膚の炎症性疾患です。紫外線に対する過敏症反応によって皮膚に炎症や発疹を引き起こすことが一般的で、主に日光にさらされた部位(顔、首、手、腕など)に現れます。

症状は人によって異なりますが、赤み・腫れ・痒み・水ぶくれ・ただれたような発疹が一般的です。重症の場合、水ぶくれが破裂して潰瘍ができることもあります。症状は日光にさらされた後、数時間から1日後に現れ、数日から数週間続くことがあります。

遺伝的な要因や免疫系の異常、一部の薬物や化学物質への過敏反応と関連していることが知られています。予防には適切な日焼け止めの使用、遮光帽や長袖の着用、日陰で過ごすことが重要です。


罹患のきっかけ

原因自体は病名の通り太陽光に当たったことなのですが、基本引きこもりなので、罹患前に太陽に当たった記憶がありません……。

症状の画像について

写真を撮っておいたので掲載しようかと思いましたが、見返すとあまりにもグロテスクだったので自主規制しました。

イメージとしては、乾燥して割れた大地とコールタールに塗れた地面を想像してください……。


時系列

1週間目

症状

  • 全身の皮膚が裂け爛れて滲出液が止めどなく流れ、部位によってはひどい乾燥状態のマダラ状態
  • 滲出液が髪の毛にへばりつき、不快感がMAX
  • 目元や口の皮膚が薄い箇所は、滲出液で固まってしまい開閉が困難になる

対策

外出できない状態だったため、ロキソニン・市販の塗り薬・ガーゼ・包帯で対処。頭は痛みを我慢してバリカンで丸坊主にしました。

結果

過去の経験から髪の毛が治療の邪魔になることを知っていたので、全剃りで不快感はなくなりました。ただ傷口からは滲出液が止まらず、持っていたシャツが全部ダメになりました。ロキソニンのおかげで痛みは落ち着きましたが、症状は横ばい。

2週間目(前半)

ある程度落ち着き、滲出液が止まり始めましたが、皮膚は少し触るだけでも血が出てしまい、ボロボロになった皮膚のカス(ふけ?)が部屋中に落ちている状況です。

多少痛みや違和感はあれど、部屋の中なら活動できるレベルに回復。ただし少し皮膚に触れるだけで指にべっとり皮膚だったものがこびりつくので、気と衛生観念が滅入りました。

2週間目(中盤〜)

落ち着いたと思ったのも束の間、かなり激しくぶり返しました。

1週間目に味わった症状の倍の痛み・痒みで、床についている間ずっと辛い状態でした。こういう系の病は心にも来ますね……。

対策

流石に限界だったので、全身を包帯でぐるぐる巻きのミイラ状態で医者に行きました。医者も顔をしかめる状態で、「入院まではいかないが安静にして、強めのステロイドを服用して様子を見る」とのことでした。塗り薬は薬局の在庫切れになるほど大量にもらいました。

余談ですが、薬局は在庫切れの場合に郵送してくれるんですね。

辛かったポイント

  • 診療所にいた老人が、話せないと言っているのに興味本位で話しかけてくる
  • 他の方の憐憫の視線が、疲弊した心にくる

3週間目

ステロイドの力ってすごい! 服薬から4日程度で、滲出液や皮膚の割れ状態から離脱することができました。

残りの症状:

  • 中程度の肌荒れ
  • 手足の水疱
  • 剥けかけのたくさんの皮膚

4週間目

3週目で残っていた症状もすべて改善しました。

治っていくにつれてどんどん皮膚が剥けていきました。量がすさまじく、スティック型掃除機のタンク半分がそれだけで埋まりました。

外用副腎皮質ホルモン剤「ロコイド軟膏 0.1% 5g」を総計40本処方してもらい、全部使い切ったのが少し驚きでした。塗り薬を箱単位で処方された時にはかなり驚きましたね……。


罹患中にあってよかったもの

さらし

ガーゼや包帯で対応するのが一般的ですが、素人が全身に巻くには長さも幅も足りません。さらしであれば長さも幅もあり、雑にグルングルン巻けますし、必要な長さにカットもしやすいです。滲出液や血液まみれになるので、使い捨て想定です。

プロテイン

全身の皮膚がバキバキなので口をうまく開くことができず、通常の食事を摂取するのが困難です。プロテインは液体で摂取しやすく腹持ちも良いのでかなり助かりました。皮膚の再生に必要なタンパク質やビタミンも含まれているので、罹患中の食事の最適解かもしれません。

プラスチックストロー

口が開けないので水を飲むのにも苦労します。ストローがあると本当に助かります。金属だと肌に負担がありますし、紙だと耐久性がないので、プラスチック素材が大切です。

アイスノン

患部を冷やすのにも使えますし、枕にもなりますので、痛みを和らげるのにかなり役立ってくれました。普通の枕より蒸れません。


まとめ

  • 症状が出たら自己判断せず、早めに病院へ行く
  • テレワークならギリギリ働けるレベル
  • 人生でトップ3に入るくらい辛い4週間でした

以降、外出する際には日焼け止めはもちろん日傘なども利用して、再罹患しないように気をつけたいと思います。

このブログの内容は2018年の入院時の講義をもとにしたものです。医療行為の推奨ではありません。症状や治療については必ず担当医の指示に従ってください。